ラオスにある『世界一静かな首都』ことビエンチャンから、北に100キロ程の
ここナムグム・ダムは、ダム湖のほとりの小さな漁村です。特に名所の無い村 なので旅行者の数は少なめですが、路線バスが通じている隣町のタラスとの間 には頻繁に乗り合いトラックが行き来しており、物資や人が運ばれています。 ダム湖に無数に浮かぶ島々には宿泊施設や小さな集落がいくつかあり、中には 監獄島まであるそうです。そのためナムグムは、それら湖上の島へアクセスす るための拠点ともなっています。 村で『レストラン』と呼ばれている店は海の家のようなシンプルな作りです。 台の上に色々な保存食が並んでおり、選んだものを皿に乗せて出してくれます。 ラインナップは、干し肉、バナナの葉に包んだ発酵肉、辛味ペースト、鶏肉と スパイスのみじん切り、腸詰め、果物、などなど。主食のもち米は炊いてある ものを素手で皿に盛り、そのままテーブルへと運んでくれます。保温とか再加 熱とかそーいうのは無いです。あー素朴だなぁ~と思いますが、そんな食事は けっして粗末なものではなく、手の込んだ美味なものが多く驚かされます。 ▽村のレストランでの食事 http://www.i-yan.com/travel/vol18/restaurant.html この村に唯一のゲストハウスは、村の中心地から階段で斜面を上ったところに あります。バンガローのような建物の客室は10部屋ほどあり、緑に囲まれ虫が 鳴き、それ以外は何の音もしません。とにかく何にも邪魔されずにゆっくり過 ごすのには、この上なく最適な空間です。 ▽ナムグム村のゲストハウス http://www.i-yan.com/travel/vol18/bukken_namukamu.html Vol.018 2005/09/12 ※表記「ナムカム」を「ナムグム」に訂正しました。(2005/10/12) |
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