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ラオス・バンビエン発:ソン川タイヤチューブ下り
ここ数日、日差しの強い日が続き道は乾いています。空もかなり晴れてて、
飯の後に冷たいシェイクでも飲みながら、いまから何しよっかねって日には、
タイヤチューブに乗ってソン川下りへと行くのがバンビエンの旅行者の定番コ
ースです。町の中心にあるお店から浮き輪のような形のチューブを積んだトラッ
クに乗り込み、20分ほど走った上流から川を下ります。

雨季のソン川は幅広く茶色く濁っています。水面に浮かべた大きめのチューブ
に仰向けに腰を沈めて、そのまま腰は水の中にまで沈めます。ひんやりした水
温に川との一体感を感じつつ川下りは始まります。舵取りはあまり気にせず、
なすがまま流されるのがチュービングの基本…だって、できることと言ったら、
川の真ん中へ移動することと、川の端へ移動することと、その場でぐるぐると
回るくらい。ぐるぐるしてりゃいいんです。


途中の川岸にはいくつか“あそべるとこ”があります。休憩がてら売店でジュ
ースやビールを買って飲んだり、川に面して作られた滑車やブランコから川に
飛び込んだりできます。元気な白人の旅行者がたくさんいて、レジャーな雰囲
気がもりもりです。“Hooooooooo!!”って言いながら滑車に女の子2人でぶら
下がり、水にどっぽーん。それを見てみな笑いながらも拍手。そんな白人旅行
者のはっちゃけたノリは、日本人には無いものが多分にあります。

 ▽白人旅行者のはっちゃけノリ
 http://www.i-yan.com/travel/vol19/tube1.html


そんな大人たちの水遊びの風景を織り交ぜながらも川下りは続きます。大量の
水が複雑にうねる川面はどこまでも続き、見上げた空もまた雄大でした。

 ▽川面と空
 http://www.i-yan.com/travel/vol19/tube2.html


その空になんと虹がかかりました。虹の橋をくぐり、カヤックと並走しながら
流れる頃にはだんだんと民家が目立ち始め、そして“TUBING STOP HERE”の看
板と共に、夢のような時に終わりが訪れました。

 ▽川にかかる虹の橋
 http://www.i-yan.com/travel/vol19/tube3.html


Vol.019 2005/09/20



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