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┃ 旅の最中のよい香り Vol.021
│ 2005/10/03 http://www.i-yan.com/
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○私は今ここにいます : タイ チェンコーン
※リンクに誤りがありましたので、訂正版を送信させて頂きました。
サワッディーカップ。いいやんです。
前回メルマガを発信したラオスのルアンパバーンから北上し、2日かけて中国
との国境に近いムアンシンという町へと行きました。ほっとしたのもつかの間、
今度は2日かけてタイとの国境の町ファイサーイへと向かい、タイへと入国し
ました。ラオスでの滞在期限が迫っており、それに駆り立てられるようにひた
すら移動した一週間でした。ちなみにオーバーステイの罰金は1日につき10ド
ルで、ラオスの物価からすると泣きそうなほどの大金です。
──今号のもくじ──
■ラオス:少数民族に出会える町ムアンシン
◆連載:今週のボイレコ
■物件紹介:タイ北部 チェンコーンの自然派ゲストハウス
◆連載:What's you mean ?
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□少数民族に出会える町ムアンシン
ルアンパバーンから片道1泊2日の時間をかけて向かったムアンシンは、少数
民族に出会うことができる町として知られています。国道から外れれば道路は
土がむき出して、地鶏はもとより豚や牛までもが放し飼いにされている、非常
にのどかなところです。
▽ムアンシンの町の風景
http://www.i-yan.com/travel/vol21/muangsing.html
町の近隣や、町と町とを繋ぐ国道上には集落が点々と連なっており、その中に
はアカ族やモン族などの独自の文化を持った少数民族の村々もあります。彼ら
は自給自足の傍らで、農作物や民芸品を売って現金収入としています。早朝の
市場を訪れればそんな少数民族の商売人を見ることができます。
▽少数民族の集う市場
http://www.i-yan.com/travel/vol21/ichiba.html
近隣の村々へは、レンタサイクルやトゥクトゥクで行くことができます。どこ
に何があるかは、現地で調べるしかありません。宿の情報ノートに手書きの地
図が描いてあったりもします。ちょっぴり冒険気分だけ味わうならば、水とタ
オルとおやつを自転車のかごに入れて、国道を真っ直ぐ行くのも良いものです。
その道すがら、村へと帰る途中の行商人に出会いました。頭に布を巻き、全身
を民族衣装に身を包んだおばちゃんです。肩から提げた布の袋から色とりどり
の織物を取り出して見せてくれました。
▽行商人のタイユアン族のおばちゃん
http://www.i-yan.com/travel/vol21/gyousyou.html
うーんいらないや、と答えるとおばちゃんは「オケーイ、じゃあこれは?」と、
帽子やポーチやベルトなどを袋から次々と出してきます。結局全部いらなかっ
たけれど、おばちゃんは「じゃあしょうがないわね」と笑顔で去って行きまし
た。時は金なり、という言葉はタイユアン族には存在しないようです。
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◇今週のボイレコ
ラオスには列車がなく、バスやピックアップトラックが庶民と旅行者の重要な
足となっています。ルアンナムターとファイサーイを結ぶ山道は、その中でも
有数の過酷なルートです。舗装されていない道路は荒れ放題で、車は左右に傾
けられ下から突き上げられます。その激しさに乗客は現地の人も含め終始無言
で、エンジン音と走行音と、荷台の枠組みの軋む音だけが延々と聞こえます。
▽ルアンナムター〜ファイサーイ間の山道
http://www.i-yan.com/travel/vol21/offrd.html
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□物件紹介:タイ北部 チェンコーンの自然派ゲストハウス
タイ北部の国境町チェンコーンは、田舎町という言葉がぴったり当てはまりそ
うなのんびりとしたところです。メインストリートには人通りは少なく、レス
トランやバーやネット屋など旅行者向けの店がまばらに続き、陽がかんと照り
付けます。…しかし、ラオス側から国境を越えて訪れた者の目には非常に発達
した閑静な町に映ります。
▽チェンコーンのメインストリート
http://www.i-yan.com/travel/vol21/chiangkhong.html
そんな中、このゲストハウスの敷地に足を踏み入れた途端、密林の集落に迷い
込んだような錯覚に陥りました。熱帯の木々が生い茂る細い下り坂の両側に、
日差しを避けるように三角屋根のコテージが建ち並びます。坂を降りた先には
メコン川を見晴らす開けた空間があり、川に面した木陰の椅子でくつろいだり、
食事を摂ったりすることができます。
▽BAMBOO RIVERSIDE G.H.
http://www.i-yan.com/travel/vol21/bukken_chiangkhong.html
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◇今週のWhat's you mean ?
▽What's you mean ?
http://www.i-yan.com/travel/vol21/what051003.html
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※ジャンクフードから伝統料理、怪しい缶詰や調味料に至るまで、
世界各国の食べ物の情報を募集しています。大概のものは口に入れて
レポートいたします。 宛て先はこちらまで→ myugo60@hotmail.com
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│ 発行者:いいやん
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