そいつのいるボローニャの風景
△ボローニャの中心地は歴史ある校舎と教会の密集地区。歩道は広く、ドーム状の天井が連なる。
△商店街は露店と買い物客とで賑わう。
△通行の邪魔にならない限り、リストランテは思いっきり席を並べて良いという暗黙の了解がきっとある。
△雰囲気のある店構えのBarの入り口にも、思わず座りたい席が。
△“大学都市”と表現されるボローニャ。学生街は活気と若さに満ちている。
△大学近隣の店舗は、落書きもまた外装のうちだと受け入れざるを得ない。
△歩くには少し広すぎる範囲に大学校舎が点在している。移動は自転車が便利。(難易度B)
△自転車専用路があるのは欧米の特色の一つだ。(難易度C)
△いわゆるスーパーマーケット型の店舗は、中心地を外れた住宅地にある。
△そろそろ愛着がわいてきたこいつに名前をつけようと思う。当面の間、『ぼろ~にょ君』と呼ぶことにする。
△ぼろ~にょ君の生息地であるボローニャの路地裏へ潜入してみよう。
△ごみ捨て場の近くにいることが多い。
△落書きあるところにぼろ~にょあり。
△一匹見たら十匹居ると思え。
△どこから来てどこへ行くのか…
△詳しくわからないが、襟足の長いライバルがいるらしい。
△てっきりライバルかと思ったら、別の種類の関係だった。
△三角関係がもつれてしまい…
△新書にはひととおり目を通しているインテリ寄りの奴も。
△ここから先は見つけてしまった人だけが足を踏み入れられる世界。進入禁止出ています。
△ぼろ~にょ君にはときに火の粉が降りかかる。
△“BB'S”との抗争に巻き込まれて殉職したぼろ~にょたち。
△ここも………だめだ、もう息が無い。……なんてひどい……
△それでもなおサブリミナル効果のように存在を示すぼろ~にょ君。見える人にだけ見える。(難易度A)
△リバーシブルに進化して敵を威嚇する新種。
△異次元へ入りつつあるぼろ~にょ君の世界観。
△すでにその存在は装飾のパーツに昇華している。
△さりげなく、それでいてさりげなくなく。
△この外壁の石材は以前は一枚につながっていた。その動かぬ証拠がぼろ~にょ君だ。
△柱の石材を積む順番を間違えたらしい。イタリア人はいいかげんだなあ!
△子供の頃、近所の裏庭の植木鉢の下を覗くとこんな風になってたっけ。
△に、逃げて~~~~っ!!
△ 『ぼろ~にょ君を埋めてます』 『このまま埋められゆこうと思います』
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